戦略的思考

デザインはマーケティングのためにあるべき

2017年9月22日
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デザインはマーケティングのためにあるべき

僕は元々小物や雑貨のデザイナーになりたかったら余計に思うこと。プロダクトデザインや建築デザインなど、ウェブが誕生する前のデザインは人が直接触れることができたので、メッセージが伝わりやすかったんじゃないだろうか。

デザインの本質は、物理的な「モノ」や「空間」をデザインするということじゃなくて、「人が使うモノ」や「人が使う空間」の「使うという行為」によって得られる価値をデザインしているということ。表面的な見た目ではなくて、もっと心理に言及した内面的なもの。だから、使おうと意識するまでの「体験」や、使った後の「体験」によって、そのモノや空間の価値が決定されると考えている。

この一連の「体験」を通して、使う人の欲求とベネフィット(本質的価値)の関係を構築することこそがデザイン本来の目的であるべきなんだと思う。

これをWebマーケティングに置き換えて、ユーザー(消費者)行動に当てはめてみても同じことが言えるのではないだろうか。例えばWebサイトを訪問する前と訪問した後、ユーザー(消費者)の心理や感情には変化が起きているはず。このWebサイト内外の「ユーザー(消費者)体験」を意図的にデザインして、コミュニケーション手段として機能させるのがWebマーケティングの本質ではないのか。

これが出来ていないから、Webサイトが一方的にメッセージを伝えるための媒体にしかなっていない。要するに広告宣伝媒体としか考えられていない。そんなWebサイトは面白くもなんともないし、何の役にも立たない。

マーケティングとセールスを同じように考えてしまっている結果なんだろう。

マーケティングは、「売り込み」ではなく、「選ばれる理由づくり」と「選ばれ続ける仕組みづくり」なのだ。そのためには、ユーザー(消費者)が本質的な価値を得られる体験(エクスペリエンス)をデザインすること。それで初めてユーザー(消費者)との良好な関係構築ができるのではないだろうか。

なので、デザインはマーケティングのために機能するものでないと意味がないということを、世の中の自称デザイナーさんには解って欲しい。

 

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