アクセス解析と改善

集客できているのは来てほしい見込み客か

2017年9月24日
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集客できているのは来てほしい見込み客か

ブログで情報発信している人を見ていて感じることなのだが、何のために記事を投稿しているのかよくわからないことが多い。メールマガジンに登録させようとしているケースは見受けられる。メルマガ登録のための導線は設置してはいるが、ブログの内容以上の期待感がない場合が多く、これではほとんど登録されないだろうと思っていまう。ブログ記事からメルマガ登録に訪問者の行動が遷移するには、そもそも誰がどのような目的でブログに辿り着いているのかが重要なので、先ずはどこからどのようにブログに遷移して来たのかを考えなければならない。

そこで分析したいのが、検索エンジンからどのようなキーワードで検索されたか。

Googleで無償提供されている「Googleアナリティクス」を入れている人は多いが、Google検索エンジンは通信が暗号化されているために、検索されたキーワードが何かを知ることはできない。そこで活躍するのが、同じくGoogleで無償提供されている「Search Console」というツール。以前は「Webマスターツール」と呼ばれていたものだ。この「Search Console」を活用することによって、対象のブログがGoogle検索エンジンでどのようなキーワードで検索された時に何回表示され、何回クリックされたか、そしてそのキーワードでの検索順位が判る。

ここで少し、分析のコツを解説しておこう。

表示回数が多いということは、そのキーワードで検索している人が多いということ。つまりニーズがあるキーワードだと判断できる。そこで確認すべきなのが、対象ブログの内容がそのニーズを満たしているかどうかということだ。キーワードが複数のワードを組み合わせたものだった場合、検索の目的を分析することができるので、その目的で検索してきた訪問者は、来てほしい見込み客像なのかということ判断しなくてはならない。

「どうしてこのキーワードで多く表示されるんだ?」ということって、実際によくある。記事を投稿して訪問数が増えたと一喜一憂している状況を良く見かけるが、見込み客にならない層からの訪問数が増えたところであまり意味はないだろう。

次に見るべきところは、クリック率と掲載順位。掲載順位が高いのにクリック率が低い場合は、掲載されている内容、つまりタイトルや概要文が競合サイトと比較して劣っていないかを確認する。検索順位は競合サイトとの相対評価によって決定されるので、自己満足しているだけではダメなのだ。必ず検索結果の1ページ目に表示されている全ての競合サイトを確認すること。逆に掲載順位が低いのにクリック率が高い場合は、それだけ競合サイトに目的の情報がないと判断できるので、掲載順位を上げることで大きく訪問数を増やすことができる。

このように検索キーワードを細かく見ていくことで、検索エンジンから集客できている訪問者が、あなたのブログの見込み客になり得るかどうかを分析することが出来る。また、見込み客になり得る訪問者はどのようなキーワードで検索するかを想定することにより、あなたに合った訪問者に対してアプローチした記事を投稿できるようになる。実に戦略的なコンテンツマーケティングではないか。

Googleアナリティクスを導入していても、ページビュー数だけしか見ていないのは非常にもったいない。他の指標も活用していくことで、戦略的に情報発信を行っていけるようになってもらいたい。

次回は、見込み客になり得る訪問者を呼び込むためのキーワード選定の方法について書いてみようか。

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