独立起業のきっかけ

僕が独立起業したのは、今から17年前の平成4年だった。

別に起業したかった訳ではない。
建築設計事務所に勤めていたんだけど、ホントは今の歳ぐらいまで修行してから設計競技で賞などもらって、建築家として華々しくデビューしたいと想っていたから。

でも突然、何かが変わったような気がした。世の中の空気というか・・・。
青山通り沿いで、アパレル関連会社ビルの設計担当ということで原宿の設計事務所に移ったのだが、数ヶ月過ぎても、その打合せは全くされない。
同じ日に入社した同じ設計チームの先輩も、聞けば面接時に同じことを言われたらしい。

おかしいと思った僕達は、その設計事務所のナンバー2の人に確認してみた。
そしたら「あぁ、その話はずっと止まったままだねぇ。君らが入って来るころには、もう動いてなかったかなぁ・・・」だって。
その少し後、「バブル経済崩壊」という言葉をさんざんニュース等で聞くことになる。

ああ、なるほど。。。

事務所に行っても、毎日毎日何も仕事がない。
暇だから、建築雑誌で求人情報でも見てみる。
半年前とは比べ物にならないぐらい、募集広告が少なかった。

あちこちの設計事務所で、人員削減の動きが出てきたようだった。
僕達にはそのような話は社長からはなかったのだが、
「このまま、この事務所にいても、たぶん倒産する」と感じ自ら退社することにした。

先輩は、故郷に帰るという。

僕は、少ないながらも求人募集の広告を出していた設計事務所に、片っ端から面接に行ってみた。
広告を出していたのは有名どころの事務所ばかり。
案の定、給料は安かった。。。バブル経済真っ盛りの時期を経験してしまった僕には、そのギャップは大き過ぎたね。

細かい数字は言えないけど、だいたい今までの半分から1/3になってしまう。
僕も故郷に帰ることも考えはみたけど、何だか悔しいからやめた。

違う職種で一からスタートするのもなぁ・・・などと悶々としていると全く別の発想が。

「いっちょ、独立起業してみるか」

当然、周りの友人・知人からは無謀だと止められたっけ。
でも、そんな周りの心配をよそに、「勤めていても、つまらない仕事をさせられることになる。どのみちつまらない仕事をするなら、立場を替えて自らつまらない仕事をしてみたい」と粋がって起業してみた。

今のこの不況の中、あの当時の僕のような人は沢山いるんだろうなぁと思いつつ、その人達の力になろうと決めた。

何の仕事で起業する?
どうやって利益を上げる?
どういうビジョンで?
起業しただけじゃダメだよ、継続させなきゃ!

闇雲に、ただがむしゃらに突っ走っても失敗する可能性は高いよ。
きちんと計画を立てないと、事業計画ってやつ。

今月の25日に横浜で、事業計画作成セミナーを開催します。
→ http://www.jmca.or.jp/msc/yokohama/news/semi/20090125.html

これから起業する人、既に起業していて新規事業を起こしたい人は受講すると良いね。
その道のプロコンサルタントが講師なので。

あっ、僕じゃないよ(笑)

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